一般財団法人岩手県教育振興基金 公式ホームページ

ご挨拶

日本教育会岩手県支部は昭和57年に結成され、40年目を迎えました。現在、現職の正会員の皆様とご退職された終身会員の皆様を合わせて3,400人を超える全国有数の支部となっております。

新型コロナウィルスも3年目になりますが、相次ぐ変異株による感染の猛威に晒され、家庭生活や社会生活がそれぞれに「新しい生活」の構築を余儀なくされております。園・学校では、教育活動に与える影響を最小限に止め、子どもたちの学びを支えるべく、従来の取組の見直しや工夫改善に一丸となって努力している姿が見られます。

岩手県支部においても、こうした時であるからこそ、子どもたちの学びや教員の研修を止めることなく教育の充実に少しでも役に立つことができないものかと、次の取組みを行いました。一つには、(公社)日本教育会が主催する「教育実践顕彰事業」で3年連続して最高賞の「会長賞」に輝いた論文3編をまとめ、「会長賞受賞論文集」として刊行し教育実践の参考にしていただくこと、二つには、コロナ禍でご苦労されている地区会や学校等を訪問し、感染防止対策や創意工夫している教育事例を紹介いただき、支部会報「日本教育岩手」に掲載し広く会員に周知を図ることであります。

また、「第12回教育実践顕彰事業」の論文応募では、岩手大学教育学部附属中学校が「会長賞」、久慈市立山形小学校と盛岡市立生出小学校が「奨励賞」の栄誉に輝きました。「会長賞」は4年連続で岩手県が受賞することになり、正に快挙と言わなければなりません。

コロナの再拡大に加え、不安定な国際情勢が生じておりますが、日本教育会岩手県支部は、こうした世界情勢や学校を取り巻く状況を十分に把握したうえで、会員の皆様や学校現場に役立つ事業を展開して参りたいと考えております。

今年度も皆様方のご指導ご支援を宜しくお願い申し上げ、挨拶といたします。

 

 

日本教育会岩手県支部
支部長 八重樫 勝