ご挨拶
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日本教育会岩手県支部は、昭和57年に結成され、43年目を迎えました。現在、現職の正会員の皆さまとご退職された終身会員の皆さまを合わせて3,400人を超える会員で構成される全国有数の支部となっております。
このように長きにわたり継続・発展していることは、ひとえに会員の皆さまをはじめ関係機関のご理解とご支援の賜物であります。ここにあらためて感謝申しあげるとともに今後ともお力添えをいただきますようお願い申しあげます。
今の世界・日本の社会は、情報社会となりデジタル技術の急速な発展によって生活も教育も大きく変わりました。
学校教育においては、文部科学省から「GIGAスクール構想」が提示され子ども一人1台の端末をはじめICT環境の整備などが行われ、新たな教育に取り組んでいます。そして児童生徒の1人ひとりの資質能力の育成に向けて、主体的で対話的な深い学びの視点からの授業改善に、子どもたちを誰1人取り残さない学びの保証をとおしてみんなが安心して学べる学校づくりを求めています。
(公社)日本教育会におきましてもこうした現場の多様化への対応と教育効果の実現などについて、全国教育大会や教育実践顕彰事業などを通して皆さまに学びの場を提供することとしています。そのひとつとして学校心理カウンセラー研修講座が今年度盛岡市で開催され県内外から117名の参加があり、全国で活躍されている講師の先生方から指導を受け研修を深めたところです。
また今年度の第50回全国教育大会は大阪府で開催されます。本県からは幼稚園・こども園の部の代表として、北上市立黒沢尻幼稚園 園長山本ゆかり先生が提言されることになっています。ここ数年全国大会で岩手からの提言が続いており、岩手の各校種における優れた教育実践が評価されているものと思っております。
変化の激しい、行き先不透明な時代といわれている社会ですが、日本教育会岩手県支部は本県教育や学校を取り巻く状況を把握したうえで、会員の皆さまや学校現場に役立つ事業を進めていきたいと考えております。今後とも皆さま方のご指導ご支援をよろしくお願い申し上げます。
日本教育会岩手県支部
支部長 川村 洋平